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最終更新日 2015.11.08

三橋アートの教材

火打ち石で火をおこすためのセットを販売いたします


 

 hibana

自己紹介

デジカメギャラリー

   


 スイッチひとつで簡単に火を着ける現代人に、昔の人のように火打ち石で火を起こせるでしょうか。

火を自由に操ることができたために今の文明が栄え、また火の災害で不幸にもなります。

昔の人たちの知恵を学び、火のありがたさと特性の両方を知ることが必要であると考えます。

 古墳時代後期から明治時代前期まで、人々は火打ち石により火を起こしてきました。

鋼 (はがね) と呼ばれる硬い鉄と、それより硬い火打ち石をぶつけ合わせて火花を出し、

その火花を 火口 (ほくち)と呼ばれる柔らかい炭に落として息を吹きかけることで炎になります。

 キャンプ・アウトドア・自由研究・子供会イベントなど、学ぶ機会はたくさんあります。

コツがつかめれば小学生でも火を起こせるので、ぜひ楽しんでみてください。うまくできないときは

細かくご説明いたします。

©三橋アート


セット内容

★火打ち石 (チャート・石英・玉髄等) 厚さ2cm以内を3個程度。set

★火打ち金としてヤスリ1本。

★布製火口 10cm正方形にたとえて2、3枚程度。

★火起こしと道具の説明書。

★スチール缶ケース(およそ205mmX63mmX20mm)

   自己責任でお使いいただ ける人のみ販売いたします。

    子供は必ず大人の付き添いのもとでご使用ください。

石は自然の物を割って作るの で、大きさ・形は指定できません。

  火口も同様です。

 

                

サイズ    

      火 打ち石セット 1,000- (税込み)

  発 送は国内一律250円の定形外郵便です。 レターパックライト(370円)なら一度に3個まで同金額で発送できますので、複数ご注文の方にはお得でしょう。ただし、事故等による補償はありませんのでご心配な方は別方法をご相談ください。


ご注文・お問い合わせは、こちらへ

※最近携帯電話からのご注文でこちらからの返信メールが届かないケースが多数あります。セキュリティの設定が原因です。パソコンからのメールを拒否設定されている方は解除するか、FAXやパソコンのアドレス等連絡できる方法でご指定ください。

 

 


 

なぜ今火打ち石なのか

 私が火打ち石に夢中になったのは、いつも釣りに行く弟がファイヤースターターと呼ばれる発火装置を持っていたことがきっかけになりました。これまで山で熊除けの爆竹に火をつけるのに、新品のライターを使おうとしたらリュックの荷物にライターが押されてガスが全部気化して空っぽでした。氷上ワカサギ釣りのときも低温のためライターのガスが気化せずに苦労しました。マッチも湿気ると使えません。弟の持っていたファイヤースターターはその点心配ないので早速何種類も購入しましたが、どこか満足できません。すべて外国の軍隊が推奨するとか便利なのはいいのですが、発火金属が特殊な合金で自分で作れるものではないのです。そこでふと疑問が湧きました。この日本の国で昔から使っていた火起こし法と言えば何か。火打ち石じゃないですか! そこでいろいろと調べているうちに石の種類と火起こしのコツがわかってきました。ヤスリが磨り減ってなくなるほど打ち続け火が簡単に起こせるようになりました。

 こうなるとファイヤースターターは使わなくなりました。突然の災害にもその辺にある鋼金属と転がっている硬い石があれば火花は出せます。この素朴な力が今の文明人にあれば災害時に不安にならないと思います。決して難しくはありません。だって昔の人は何百年も前から毎日どの家庭でもやっていたことですから。しかも新たに火打ち石のすごさを発見しました。なんと石が水に濡れても火花が出るのです。

 火打ち石熱は上がる一方で、今度は使える石を実際に調べました。硬度7以上ということで図鑑を買って調べたらほとんどが宝石の類なのです。ルビー・サファイヤ・エメラルド・アクアマリン・トパーズ・ガーネット・メノウなどの原石を買いまくり、試してみました。さすがにダイヤモンドは高価で手が出ませんでしたが確かにみんな火花は出ます。が、意外だったのは硬度が高ければ火花の量が多いとは限らないことです。チャート・玉髄(メノウ)のほうがそれより硬いトパーズ・エメラルドなどより火花がよく出るのです。角がやや鋭くなかったのも原因と考えられますが玉髄が最高でした。一粒の硬さだけでなく組織の結束力みたいな力が関係しているのかどうか、これからの課題です。他に鉄電気石・翡翠(ヒスイ)・デュモルチ石・アメジストなども実験、翡翠は予想通り硬度7あるかないかなので火花は今ひとつ、鉄電気石・アメジストはよくでます。ただ、硬度8.5のデュモルチ石は翡翠以下なのが意外でした。私が集めているチャートや玉髄は国内産ですが、やはり火打ち石は国内産にこだわりたいです。緊急時の素朴な力にこだわりたいです。

 今後は火打ち金の質・火口に使える材質について研究してみようと思います。特に火口に関しては疑問だらけです。昔の人が使ったガマの穂はそのままでは火起こしに使えませんでした。薬品を浸み込ませるのでは合理的でもないし意味がないので自然に転がっているものの中で考えたいです。
 最近火打ち金に使える金属として鋼(はがね)というものを2種類注文してみました。どちらも炭素の含有量が多目のものでしたが、なんとまったく火花が出ませんでした。逆に工具類の中でスクレーパーという刃物道具の一部には使えるものがあり、今まで使っていたヤスリの中にも同じ製品でさえ火花の出方に差がありました。いったい何が原因なのか悩みの種です。今後は金属に詳しい会社などを訪問して直接調べたいと思います。

 さらに火打ち金には新たな問題が出てきました。骨董屋さんで仕入れた昔の火打ち金でもまったく火花が出なかったことには驚きです。間違いなく吉井の焼き印の入った本物です。鋼は長期間で変質するものなのか、焼き直して復活できるものなのか調べる必要があります。

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